◎本日、7月11日(土)午後5時から「WOWOWライブ」で放送されます。初回放送です。
メトのゼッフィレッリ演出の定番ボエームは、初演が1981年カレーラス&ストラータスで、今まで映像で残っているのは、この初演と2008年のバルガス&ゲオルギューの中年カップルのですので、この2014年上演の3本目の映像は、まあフレッシュコンビということになります。
グリゴーロはメトのボエームは2010年にも出演していて、メトデビューでした。ミミはコワレスカで、これも素敵なカップルでした。記事→ヴィットリオ・グリゴーロのメトデビュー《ボエーム》
☆「メトロポリタン・オペラ」グリゴーロ主演 プッチーニ《ラ・ボエーム》のページ
◎本日5月16日、日本でのHD上映最終日です。なかなか好評のようで、メトライブビューイング常連さんたちによれば、客の入りもいつもよりいいみたい....ということです。このところめったに都心に出かけなくなった私ですが、重い腰をあげて昨日新宿へ.....すごくおしゃれになっている「新宿ピカデリー」に吃驚、あまりに品よくなっていて、紀伊国屋と伊勢丹の間のはずなのに.....どこどこ....とさがしちゃいました。メトHD上映初体験、映画館でオペラは2002年の映画版「トスカ」以来です。wowowでもいずれ放映されるでしょうけど、大画面で楽しめました。
オポライス (1979.11.12)、もうちょっと華奢かと思っていましたが、これなら体力ありそうというようながっしりタイプでした。アニタ・ハルティッヒなら更に良かったのではないかと.....
そうそう、kinoxさんのコメント通りでしたよ.....ハルティッヒの残念な降板に触れる前に、唐突に「蝶々夫人が.....」って言ってました。まあ、HD上映のためにも、お客さんにがっかりの溜め息をさせない作戦だったのかと思います。(2014.5.16追記)
◎シリウスで4月14日のライヴ放送がありました。グリゴーロとフリットリの組合せです。フリットリとは2009年にチューリッヒ歌劇場で共演したことがあります。
メトの2013-2014シーズンのボエームは、2014年1月に5公演(カレイヤ&コワレスカ) と3月4月のグリゴーロがロドルフォの9公演、ミミは4月5日のLive in HDまでの6公演がAnita Hartig、下記でお知らせしたように4月5日は Kristine Opolaisが代役を務めましたが、その後の10, 14, 18日の3公演が Barbara Frittoli となっています。4月10日のレビューがありました....バルバラ・フリットリのミミは好評です。
レビュー:4月10日
◎examiner.com:Metropolitan Opera’s April 10 performance of Puccini’s “La Bohème”
◎Simon Parris: Man in Chair ”Met Opera: La Boheme 2014 review” /April 12, 2014
カーテンコールの写真がたくさんありましたので拝借しました。フリットリ(1967.4.19)きれいですね。舞台なら充分通用しますが、若手で行きたかったってことでしょう。
レビュー:(グリゴーロ&ハルティッヒ)
◎Latinospost:'La Boheme': Vittorio Grigolo, Anita Hartig & Youthful Cast Bring Unbridled Passion & Nuance to Puccini's Masterpiece
◎NYtimes:Bohemians in Chaos, With Flair and Drama/Anita Hartig Stars in ‘La Boheme’ at the Met
◎BWW Reviews:New Voices Add Luster to LA BOHEME at the Met
ハルティッヒがLive in HDの直前に急病で歌えなくなった騒動に関連して、過去に劇場が代役探しでパニックに陥った事件についてイギリスのTelegraphがブログに書いています。
◎Panic at the opera: emergency replacements – and video of Roberto Alagna ......
久しぶりにアラーニャの舞台放棄で、私服の代役が舞台に飛び出して来た映像を見ました.....(2014.4.12追記)
メトのLive in HD の幕間のインタビューの動画がグリゴーロファンのfacebookにアップされました。下の画像をクリックすると見られます。インタビュアーは、Joyce DiDonatoです。
Live in HD の映像がアップされていましたのでリンクします。メトはけっこう目を光らせているのでいつまであるかわかりませんが..... "Che gelida manina" "Mi chiamano Mimi" "O soave Fanciulla","Addio senza rancor" "Dunque e proprio finita"
*「埋め込み共有」したものの一部が「非公開」になってみられなくなりました。「非公開」であろうと「公開」であろうと著作権上は関係ないのですが......「非公開」にした意味が分かりませんが.....今後メトがブロックをかける可能性がありますので、4月12日現在、視聴可能な動画を再生リストにしました。2幕の一部、3幕、4幕は、映画館で撮影した方がアップしています.....
アニタ・ハルティッヒは残念でしたが4月2日の公演の放送がありましたので、4月5日の放送(クリスティーネ・オポライス)と一緒に写真に音声をつけてyoutubeにアップしました。 "O soave fanciulla" と "Dunque è proprio finita?" です。
こんな大切な日にミミがクリスティーナ・オポライスに代わっちゃいました。同時期に上演されている「蝶々夫人」に出演しているので、代役を引き受けたようです.......オポライスって、2010年のコヴァレフスカ&グリゴーロのボエームでムゼッタの予定だったのに、ミュンヘンの「ルサルカ」を(相当酷い演出だったので)ニーナ・シュテンメがリハーサル初日に降りたのを受けて、乗り換えたんですよ。「ルサルカ」の方がタイトルロールだし、話題性があって自分のキャリアの得になるとふんだんでしょう.....それに新国の「蝶々夫人」もバイエルンからの協力要請とかでキャンセルしてます......今回もきっとHD上映なので喜んで引き受けたんだと思う)....しかし、10日からのミミがバルバラ・フリットリなのに、彼女は断ったんでしょうか.....まだニューヨークに来てないのか.....それともメト側が若いミミで行きたかったのか.....それにしてもアニタ・ハルティッヒを楽しみにしていた人もショックですが、本人が一番残念無念でしょうね。(2014.4.6 WQXRのライブ放送を聞きながら追記)
*もう記事がでていますよ…http://www.nytimes.com/2014/04/06/arts/music/from-butterfly-to-boheme-in-a-flash.html?_r=0
メトロポリタン歌劇場のfacebookに、明日3月19日から上演される「ボエーム」のリハーサルの様子がアップされました。カウフマンの「ウェルテル」の幕間に流されたものだそうです。グリゴーロのロドルフォは、"Si" とか言っているだけですが、ミミのアニタ・ハルティッヒの"mi chiamo Mimi...."が聞けます。下の画像をクリックすると動画が見られます。
アニタ・ハルティッヒAnita Hartig (1983年ルーマニア生まれ)、歌よし、器量よし、スタイルよし...ですね。グリゴーロとはすでにスカラ座で共演しています。
あちらではHD上映は4月5日ですが、日本での上映期間は、2014年5月10日(土)?5月16日(金)だそうです。
関連記事:スカラ座「ボエーム」(2012.9.26?10.26) ゼッフィレッリも姿を見せる....
メトのゼッフィレッリ演出の定番ボエームは、初演が1981年カレーラス&ストラータスで、今まで映像で残っているのは、この初演と2008年のバルガス&ゲオルギューの中年カップルのですので、この2014年上演の3本目の映像は、まあフレッシュコンビということになります。
グリゴーロはメトのボエームは2010年にも出演していて、メトデビューでした。ミミはコワレスカで、これも素敵なカップルでした。記事→ヴィットリオ・グリゴーロのメトデビュー《ボエーム》
☆「メトロポリタン・オペラ」グリゴーロ主演 プッチーニ《ラ・ボエーム》のページ
(2015.7.11追記)
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◎本日5月16日、日本でのHD上映最終日です。なかなか好評のようで、メトライブビューイング常連さんたちによれば、客の入りもいつもよりいいみたい....ということです。このところめったに都心に出かけなくなった私ですが、重い腰をあげて昨日新宿へ.....すごくおしゃれになっている「新宿ピカデリー」に吃驚、あまりに品よくなっていて、紀伊国屋と伊勢丹の間のはずなのに.....どこどこ....とさがしちゃいました。メトHD上映初体験、映画館でオペラは2002年の映画版「トスカ」以来です。wowowでもいずれ放映されるでしょうけど、大画面で楽しめました。
オポライス (1979.11.12)、もうちょっと華奢かと思っていましたが、これなら体力ありそうというようながっしりタイプでした。アニタ・ハルティッヒなら更に良かったのではないかと.....
そうそう、kinoxさんのコメント通りでしたよ.....ハルティッヒの残念な降板に触れる前に、唐突に「蝶々夫人が.....」って言ってました。まあ、HD上映のためにも、お客さんにがっかりの溜め息をさせない作戦だったのかと思います。(2014.5.16追記)
◎シリウスで4月14日のライヴ放送がありました。グリゴーロとフリットリの組合せです。フリットリとは2009年にチューリッヒ歌劇場で共演したことがあります。
(2014.4.15追記)
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メトの2013-2014シーズンのボエームは、2014年1月に5公演(カレイヤ&コワレスカ) と3月4月のグリゴーロがロドルフォの9公演、ミミは4月5日のLive in HDまでの6公演がAnita Hartig、下記でお知らせしたように4月5日は Kristine Opolaisが代役を務めましたが、その後の10, 14, 18日の3公演が Barbara Frittoli となっています。4月10日のレビューがありました....バルバラ・フリットリのミミは好評です。
レビュー:4月10日
◎examiner.com:Metropolitan Opera’s April 10 performance of Puccini’s “La Bohème”
◎Simon Parris: Man in Chair ”Met Opera: La Boheme 2014 review” /April 12, 2014
カーテンコールの写真がたくさんありましたので拝借しました。フリットリ(1967.4.19)きれいですね。舞台なら充分通用しますが、若手で行きたかったってことでしょう。
レビュー:(グリゴーロ&ハルティッヒ)
◎Latinospost:'La Boheme': Vittorio Grigolo, Anita Hartig & Youthful Cast Bring Unbridled Passion & Nuance to Puccini's Masterpiece
◎NYtimes:Bohemians in Chaos, With Flair and Drama/Anita Hartig Stars in ‘La Boheme’ at the Met
◎BWW Reviews:New Voices Add Luster to LA BOHEME at the Met
ハルティッヒがLive in HDの直前に急病で歌えなくなった騒動に関連して、過去に劇場が代役探しでパニックに陥った事件についてイギリスのTelegraphがブログに書いています。
◎Panic at the opera: emergency replacements – and video of Roberto Alagna ......
久しぶりにアラーニャの舞台放棄で、私服の代役が舞台に飛び出して来た映像を見ました.....(2014.4.12追記)
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メトのLive in HD の幕間のインタビューの動画がグリゴーロファンのfacebookにアップされました。下の画像をクリックすると見られます。インタビュアーは、Joyce DiDonatoです。
Live in HD の映像がアップされていましたのでリンクします。メトはけっこう目を光らせているのでいつまであるかわかりませんが..... "Che gelida manina" "Mi chiamano Mimi" "
*「埋め込み共有」したものの一部が「非公開」になってみられなくなりました。「非公開」であろうと「公開」であろうと著作権上は関係ないのですが......「非公開」にした意味が分かりませんが.....今後メトがブロックをかける可能性がありますので、4月12日現在、視聴可能な動画を再生リストにしました。2幕の一部、3幕、4幕は、映画館で撮影した方がアップしています.....
アニタ・ハルティッヒは残念でしたが4月2日の公演の放送がありましたので、4月5日の放送(クリスティーネ・オポライス)と一緒に写真に音声をつけてyoutubeにアップしました。 "O soave fanciulla" と "Dunque è proprio finita?" です。
(2014.4.8)
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◎4月5日は、HD上映の日でアメリカではライブで、ヨーロッパでは三日遅れで、日本では約1ヶ月遅れで映画館で上映されます。こんな大切な日にミミがクリスティーナ・オポライスに代わっちゃいました。同時期に上演されている「蝶々夫人」に出演しているので、代役を引き受けたようです.......オポライスって、2010年のコヴァレフスカ&グリゴーロのボエームでムゼッタの予定だったのに、ミュンヘンの「ルサルカ」を(相当酷い演出だったので)ニーナ・シュテンメがリハーサル初日に降りたのを受けて、乗り換えたんですよ。「ルサルカ」の方がタイトルロールだし、話題性があって自分のキャリアの得になるとふんだんでしょう.....それに新国の「蝶々夫人」もバイエルンからの協力要請とかでキャンセルしてます......今回もきっとHD上映なので喜んで引き受けたんだと思う)....しかし、10日からのミミがバルバラ・フリットリなのに、彼女は断ったんでしょうか.....まだニューヨークに来てないのか.....それともメト側が若いミミで行きたかったのか.....それにしてもアニタ・ハルティッヒを楽しみにしていた人もショックですが、本人が一番残念無念でしょうね。(2014.4.6 WQXRのライブ放送を聞きながら追記)
*もう記事がでていますよ…http://www.nytimes.com/2014/04/06/arts/music/from-butterfly-to-boheme-in-a-flash.html?_r=0
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メトロポリタン歌劇場のfacebookに、明日3月19日から上演される「ボエーム」のリハーサルの様子がアップされました。カウフマンの「ウェルテル」の幕間に流されたものだそうです。グリゴーロのロドルフォは、"Si" とか言っているだけですが、ミミのアニタ・ハルティッヒの"mi chiamo Mimi...."が聞けます。下の画像をクリックすると動画が見られます。
アニタ・ハルティッヒAnita Hartig (1983年ルーマニア生まれ)、歌よし、器量よし、スタイルよし...ですね。グリゴーロとはすでにスカラ座で共演しています。
あちらではHD上映は4月5日ですが、日本での上映期間は、2014年5月10日(土)?5月16日(金)だそうです。
関連記事:スカラ座「ボエーム」(2012.9.26?10.26) ゼッフィレッリも姿を見せる....