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Channel: ヴィットリオ・グリゴーロ(テノール)資料室
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オペラ歌手がオペラチック歌わないPopera.....

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久々に現れたイタリアン・テナーの逸品、グリゴーロにインタビュー
 昨年の来日時のインタビューですが、記事にしていなかったような気がしますので、遅ればせながら...
 筆者は、グリゴーロの「完璧な呼吸法にもとづいた強固なテクニックと、それによって、すみずみまで自然に聴かせることができる柔軟きわまりない研ぎ澄まされた表現力」に驚嘆したそうです。グリゴーロは、「レパートリーは慎重に選んでいるとか、9年間オペラに全力を注いできたので、そろそろポップスも歌ってみてもいいかな....」とか、今後の新しいレパートリーとしては、「ロンドンのロイヤル・オペラで『ウェルテル』『仮面舞踏会』を。2019年に『トスカ』のカヴァラドッシを、パリやメトロポリタン・オペラやロンドンなどで歌います」 と言っています。

 前に紹介したレコード芸術 (2015.7月号)のインタビューも読み応えのあるいい記事でしたが、ポピュラーとオペラについての質問に答えています。

*上の画像はシカゴでのコンサートのリハーサルの様子です。このコンサートはグリゴーロのポップスのファンが駆けつけたようですが、プログラムはオペラだけでした。クリックするとグリゴーロのポペラが聞けますが、この当時も、もちろんオペラ歌手としてのキャリアを積んでいましたが、全くオペラを感じさせない歌唱です。グリゴーロはこういうポップスをオペラっぽく歌うのはよくないと考えています。

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