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Channel: ヴィットリオ・グリゴーロ(テノール)資料室
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バレンシアでマスネ作曲《マノン》2010.12.9〜30 全7公演 ☆ ドイツの国際放送で紹介(2015.3.16追記)

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◎ひょんなことから今頃2010年放送のドイツのTV番組を見つけました。見つけたきっかけは、ベルリン・フィルのホルン奏者サラ・ウィリスSarah Willisの "Sarah's Music" 、これがDW(ドイチェ・ヴェレDeutsche Welle) ドイツの国際放送と関係があるようで、そこからなんと5年前の放送に行き着いたというわけです。それにしても5年前のものがちゃんとネット上に残してあるってすごいことですよね。
 記事にしましたが、グリゴーロもサラ・ウィリスのメト・オーケストラ取材の時にホルンに挑戦させられていますから、もしかしたら、それがビデオで見られるかも....と期待しているんですけど....ちなみにカーネギー・ホールの取材の時は、アンスネス(ノルウェーのピアニスト)が挑戦しています。こちらのビデオの最後にあります。はじめてとは思えないほどちゃんと音が出ています。
 前置きはこれくらいにして、2010年12月8日のDW-TVです。今現在メトでディアナ・ダムラウと「マノン」ですから、本当にいいタイミングでした。↓



 "Ah fuyez douce image"の最初の部分をエンリコ・カルーソの録音につないでいる編集はなかなか面白い....けっこう違和感なしにつながってます。(2015.3.15)
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★舞台写真追加(2011.1.27)

2011.1.12記載:
スペインのテレビ局RTVEの舞台・コンサート紹介番組"Programa de mano"で、ヴィットリオ・グリゴーロとアイリーン・ペレスがバレンシアの《マノン》を紹介しています。両者ともスペイン語を喋ってます。
gri_valencia2010_1.jpggri_valencia2010_3.jpggri_valencia2010_2.jpg
上の写真は、グリゴーロが、多分リハーサルのために劇場に到着したところ....このときはとても元気です.....しかし、12月9,12,15,18,21,28,30日と出演するはずでしたが、結局、18日と30日はキャンセル、21日と28日は、情報がないので分かりません。28日は大丈夫だったようです。フランスのオペラフォーラムにレポートが掲載されました。
★YouTubeに"Programa de mano"のマノンの紹介部分だけ抜粋してアップしました。どうぞ



★18日は、グリゴーロ急病のためJean François Borrasが代役で歌ったそうです。23日には《マノン》の公演の合間にマドリードで、Prodis(ダウン症基金)のチャリティーコンサート"Recital Lirico a beneficio de la Fundacion Prodis" に出演する予定を入れています.......多分ルッジェーロ・ライモンディに頼まれて出演することにしたんだと思いますが....2月23日でした。ライモンディと一緒というのは当たっているようです。(2010.12.19)

以下2010.12.15記載:
★レビュー2件追加:なぜか、偶然にも過去の歌手を引き合いに出していますが、2件ともポジティヴなレビューのようです。
Cuidada «Manon» 12-XII-2010
『グリゴーロの役への取り組みは、クラウスと共通するものはほとんどないが、ちょっとしたヴェリズモ的アプローチが、若い頃のジュセッペ・ディ・ステファノに似ている。』
En ´Manon´, el diablo viste de Balenciaga GUILLERMO GARCÍA-ALCADE
『テノールのヴィットリ・グリゴーロの感情にかき乱されるデ・グリューは、若い頃のカレーラスのような貴重なカラーの力強く豊満な声で無条件にすごい』
gri_manon_valencia11.jpg

以下2010.12.11記載:
★初日のレビューが2件見つかりました。両方ともほとんど同じ内容で、マノンのアイリーン・ペレスは、非常に好評です。スカラ座で「ヴェルディ(アメリア)を歌うのは100年早い...」とか言われるほどだったので不安でしたが。一方、グリゴーロは、レビューでも評価されていますし、大多数の観客にも好評でしたが、執拗なブーイングをした観客がいたそうです。当たらずとも遠からず....というようないい加減な訳ですが......原文をリンクしていますので、間違いがありましたらコメント下さい。

UNA 'MANON' LLENA DE GLAMOUR 魅力あふれるマノン:2010.12.11
 ヴィンセント・パターソン Vincent Patersonのマリリン・モンローやオードリー・ヘップバーンを連想させる美しいプロダクションは、過去にネトレプコとビリャソンのカップルで成功をおさめたものだが、今回も彼らと遜色のないカップルだった。
 若いソプラノ、アイリーン・ペレスは、ガヴォットにふさわしい澄んだ明るい声をしているが、劇的な部分でオーケストラに埋没することがあった。しかし、こういことはパフォーマンス全体から見れば、さほど問題とは言えない。フレージングの洗練されたスタイルと生来の音楽性と明確なディクションをオペラ全体を通して実証した。ペレスの容貌は、1950年代の女優ジェーン・ワイマンJane Wymanを連想させた。

 ヴィットリオ・グリゴーロは、ドミンゴと《リゴレット》で公爵を演じ、初アルバムをリリース、そして直近では《ボエーム》でメトデビューを果たし、ここ数ヶ月でスターになった。私たちが過去に、バレンシアでこのテノールを聞いているということは、喜ばしいことだ。今回、私たちは、いかに彼の声がサイズと重さを獲得したか、いかに声の自然な美しさと調和した歌唱の安定性が増したかを見ることができる。このことは、彼のキャリアを強固なものにした。デ・グリューは、洗練された優美さよりもむしろ男らしさと情熱が強調された。最後のカーテンコールで、観客の中の少数が執拗なブーイングで彼等の個人的嗜好を押し付けたが、大多数の盛大な歓声でかき消された。

Palau de les Arts presentan una Manon en clave de musical cinematográfico 2010.12.10
 騎士デ・グリューのイタリア人テノール、ヴィットリオ・グリゴーロは、心に迫る魅惑的なティンブレをもった声の力とアジリタの能力を発揮した。カーテンコールでは、大多数の喝采から孤立したブーイングがあった。
 グリゴーロは、演劇の素晴らしいセンスでマノンに取り組み、深いやさしさの2幕の終わりとサン・シュルピス神学校の二重唱のように一連のソウルフルなアリアで、柔軟な、美しく圧倒的な声を示した。
★舞台写真(2010.12.6)/追加(2010.12.10)/追加(2011.1.27)
 ヴィットリオ・グリゴーロ Vittorio Grigolo( des Grieux)とアイリーン・ペレス Ailyn Pérez(Manon)


★指揮はロリン・マゼール(Lorin Maazel, 1930.3.6. - )からパトリック・フルニリエール Patrick Fournillierに代わりました。ドクターストップらしい....22日のクリスマス・コンサートにはバレンシアに戻る予定だそうです。(2010.12.4)

★12月3日、バレンシアのテレビRTVVの朝の番組でリハーサルの模様を放送、あっというまに終わります....短過ぎ。指揮のロリン・マゼールもすでにリハーサルに入っているそうです。
《行方不明》

以下 2010.12.2記載
 《マノン》のリハーサル写真がアップされました。この公演は、もともとヴィットリオ・グリゴーロ主演のニュープロダクション《ホフマン物語》だったのが、不景気のあおりで《マノン》に差し替えられたものです。従って、タイトルロールのマノンは、経費節約でアイリーン・ペレスなんでしょう。アイリーン・ペレスといえば、日本では9月のロイヤルオペラ来日公演《椿姫》のゲオルギュードタキャン騒動でアンダーにもかかわらず、部分的に出演したあのペレスです。ペレスは、度胸は人並み以上です...代役、穴埋めで大劇場に出演している......し、若くて可愛いですから見た目では合格でしょう。
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過去記事のペレスについての記載:
グリゴーロと共演のアイリーン・ペレス Ailyn Pérez(アメリカ出身)は、アメリカ人テノールのステファン・コステロ Stephen Costello(1982?)と夫婦(多分今も)で、ミミ&ロドルフォ、ロメオ&ジュリエットというようにあちこちで夫婦共演で出演しています。アイリーン・ペレスは、代役でもいろんなところに出没していて目につきます。先だってのミラノ・スカラ座のドミンゴの《シモン》でも第二キャストでアメリアを 歌いましたが、運悪く? 良く?ネット放送の日に第一キャストのアニヤ・ハルテロス Anja Harterosが急病でその代役で歌ったのですが、イタリアのオペラフォーラムでは、「ヴェルディを歌うのは100年早い....」というよないわれよ うで、「蚊のように小さくて、めんどりの声」だったとか......(放送ではちゃんと聞こえてましたけど)...成長しているかもしれませんけど、今の ところ並みか並以下みたいです。

 最近はオペラ歌手同士、あるいはオペラ歌手と指揮者というような職場結婚が目に付きます......

マスネ《マノン》 Palau de les Arts Reina Sofía,2010年12月9, 12, 15, 18, 21, 28, 30日 全7公演
Jules Massenet:Manon
Palau de les Arts,Valenciana,Sala Principal
Dirección musical:
Lorin Maazel Patrick Fournillier (12.4変更)
Jordi Bernàcer *(18日)

Dirección de escena y coreografía:
Vincent Paterson

Escenografía:Johannes Leiacker
Vestuario:Susan Hilferty
Iluminación:Duane Schuler

Orquestra de la Comunitat Valenciana
Cor de la Generalitat Valenciana
Francesc Perales, director
Producción:Los Angeles Opera
Staatsoper Unter den Linden, Berlín

ソリスト:
Ailyn Pérez(Manon)
Vittorio Grigolo(Caballero des Grieux)
Artur Ruciński(Lescaut)
Raymond Aceto(Conde des Grieux)
Emilio Sánchez(Guillot de Morfontaine)
Andrea Porta(Señor de Brétigny)
Ilona Mataradze **(Poussette)
Ekaterina Metlova(Javotte)
Natalia Lunar **(Rosette)
Simon Lim(Posadero)
Giovanni Tristacci **(Primer guardia)
Aldo Heo **(Segundo guardia)
Alessandra della Croce **(Sirvienta)
Jaehwan Jeong **(Portero del seminario)

**Centre de Perfeccionament Plácido Domingo

関連記事:
ローゼンブラット・リサイタル・シリーズ 10周年記念記事 コステロ&ペレスについての記載有り
バレンシア 2010-2011シーズン発表:グリゴーロは経費削減の影響で《マノン》に
[マスネ《マノン》]

グリゴーロ来日インタビュー(4/1 Yoshiko Ikuma のブログ)

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 3月31日夕方、東京に到着したことはすでに記事にしましたが、音楽ジャーナリストの伊熊よしこさんのブログにインタビューの模様が掲載されました。このインタビューは「日経新聞」とヤマハのWEB「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」に書く予定だそうです。

☆記事はこちら →2015.04.01 Wednesday / ヴィットリオ・グリゴーロ

 年齢が違ってますね.....グリゴーロは37才じゃなくてもう38になっちゃってますけど....お父さんと来日しているそうです。離婚後は親孝行してるんですね。
 『今後はコヴェントガーデンでアントニオ・パッパーノ指揮により、マスネの「ウェルテル」をうたう予定だそうだ。』ということでROHでは(多分)来シーズン「ウェルテル」を歌うことは間違いないようです。昨年は3月31日にシーズン発表があったんですが、今年はまだありません......噂ではシャルロッテは、ジョイス・ディドナートとアンジェラ・ゲオルギュー.....ソプラノのゲオルギューが???なんですが、彼女はアラーニャとCDを録音していますし、ウィーンで劇場デビュー(3/5,9,13)もしているので、噂は本当かもしれません。

グリゴーロの公開レッスン:3時間休憩無しの熱血指導 天真爛漫お茶目ぶりも発揮

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 4月7日、昭和音大のテアトロ・ジーリオ・ショウワで公開レッスンが行われました。おそらくこの様な観客を入れての一般公開のレッスンはグリゴーロは初めてだと思います。観客は声楽専門の方とか学生さん、それから私のような普通のオペラ好きの人たち、けっこうたくさんいらしてました。

 私が、ヴィットリオ・グリゴーロの存在を知ったのが、2008年6月、その時から、彼の声、歌い方に惹かれてネットで追っかけを始めました。グリゴーロについてはじめて書いたブログの記事が「ワシントンのジェンナーロはヴィットリオ・グリゴーロに...オペラ+ポップス歌手☆13才ボーイソプラノ」。海外に行ってまでの追っかけはめんどくさい(実は出不精)のでしませんでしたから、この公開レッスンが初生グリゴーロです。でもなんか初めてって感じがしませんでした。

 6時開場で、6時半からでしたが、6時数分過ぎにグリゴーロが一人でフラフラと現れてピアノを即興で弾き始めました。グリゴーロって「ピアノ大好き」なので、ピアノがあるとすぐ弾いちゃうようです。サックスのモノマネ風(これはお得意でよくやる)の鼻歌、口笛まじりで20分くらい弾いてました.....次にステージに腰掛けて英語でペラペラ話しはじめて、かなり喋った後、客席に向かって「英語分かる? 何語で喋る?」なんて言ってたらあわてて通訳さんが出て来てイタリア語になりました。pausaの重要性、comunicazioneの大切さ、知識の使い方、音楽の功用、今日は他のことは考えないで僕に集中してね....
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グリゴーロの即興演奏に興味のある方は、ほんの一部ですが....こちらをクリック

 公開レッスンは、受講生の方たちは大変だったと思いますが、見ている方は、面白い、楽しい、圧倒されっぱなし、長年ネットで追っかけしていますので、まあ、普通の公開レッスンということはないな、多分止まらなくなって時間も延びるぞ.....と想像していましたが、案の定、トイレタイムも無しの3時間でした。通訳兼進行係の方が、5分だけでも休憩とりましょうか....と提案しましたが却下、そのとき最前列の女性二人が多分トイレに行こうとして席を立ったら、グリゴーロ「どこへいくの、帰っちゃダメ」と引き止め、「ふざけてごめんね」だって。進行係の方が「トイレに行きたい方はどうぞ」とフォローしていました。
 お手本歌って喋って3時間ぶっ続けで一番疲れたのはグリゴーロでしょうね。最後には「お腹すいたよぉ〜」って日本語で、「声が残ってたらコンサートやるよ」だって。

受講生は5人
■工藤翔陽(テノール/昭和音楽大学大学院修士課程2年):フェデリーコの嘆き(アルルの女)/ 人知れぬ涙(愛の妙薬)
■小野寺光(バス・バリトン/昭和音楽大学大学院修士課程2年) :外套の歌(ボエーム) / 少しばかりその目を開け(フィガロの結婚)
■尾形志織(ソプラノ/藤原歌劇団準団員) :あの人の優しい声が~香炉が.. (ルチア) / おかしいわ!おかしいわ!~(椿姫)
■井出司(テノール/藤原歌劇団団員):燃える心を(椿姫) / この剣の役目です(カプレーティとモンテッキ)
■山内政幸(テノール/藤原歌劇団団員):そうだ、お前達の言う通りだ…(ヴェルディの海賊)/ ああ太陽よ昇れ(ロメオとジュリエット)


どんな内容だったか...文章にするのは面倒なので、思い出せるだけ箇条書きで。
・最初の工藤君、上着、シャツまで脱がされちゃいました。後の方は、上着とネクタイはずしただけで許してもらってました。
・歌っちゃダメ、気持ちを表現して
・Vecchia zimarra" の学生さんには、「やっと自分のアリアが歌えるって喜んじゃだめ、気持ちを考えて....」
・受講生全員に共通することは、「口を母音のOオーの形にして、口の中のスペースを最大にして声は頭頂に響かせること」グリゴーロもお手本を見せながら受講生の顎を下に引っ張るように両手でなでるわ、とにかく密着指導.....自分の身体を楽器にする声楽って凄い....こうやって日々鍛錬するんだな.....頭が下がります
・正しく声を響かせられれば、大きな声も弱音も楽に出せる...今のままの発声だと歌手生命短いよ....なんて言われていた学生さんも
・ルチアを歌ったソプラノさん、なかなかよかった....グリゴーロにいろいろ言われてたけど、めげずに挑戦して良くなった部分もあったし。グリゴーロのルチアもよかった.....
・グリゴーロの腹筋を受講生に叩かせながら歌ってましたが、「もっと強く、もっと強く」ってバンバン叩いても声が揺れない強靭な腹筋....声の響かせ方、支え方を体験させてました
・身体に力が入ってちゃダメだけど、指の先までエネルギーが伝わるように、システィーナ礼拝堂の天井画のように
・オペラ歌手はバレエダンサーのようにどこを使うといいのか、どうなるのかよく知らないとダメ
・ブレスは表現としてのブレスもある
・受講生それぞれに「ウチでどういう発声練習してるの?」って聞いて、やり方をアドバイス
・椿姫の「燃える心を」は僕のレパートリーだよ....って歌ってくれた
・「ロメオとジュリエット」の受講生に「今まで何回くらい恋をしたことあるの?」口ごもっていたら、「観客のことは気にしないで教えて」「ええ!11回も...それが本当だったら、僕はひざまずいちゃうよ」
・「ジュリエット出て来て、出て来て....っていう気持ちで歌ってね」、と情感たっぷりにお手本をちょっと歌ってくれました
・「ロメオとジュリエット」を歌った受講生は、恰幅のいいちょっと頭の薄いテノールさんでしたが、「ロメオより、カヴァラドッシとか.....アイーダもいいかも、声的にもロメオなんかよりもっと英雄的なものの方がいいと思うよ、選曲も大切」

 やっぱり型破りな公開レッスンでした。声楽専門の方たちにとっては当たり前のことを教えているんでしょうけど、素人には凄く面白い内容でした。

4/7「ヴィットリオ・グリゴーロ 声楽公開レッスン」開催
2015年4月7日(火)  18:30開講
会場:昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ・ショウワ
講師:ヴィットリオ・グリゴーロ(テノール)
ピアノ:ヴィンチェンツォ・スカレーラ
通訳:田口道子
出演:藤原歌劇団団員/昭和音楽大学大学院生(予定)
主催:公益財団法人日本オペラ振興会   

プルートスのアンケート 回答者はヴィットリオ・グリゴーロ(Forumopera 2015.4.9)

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gri_pari_poster.jpg グリゴーロは10日の東京でのリサイタルが終わったらウィーンに飛んで12日にはフローレス主催のチャリティーコンサートにゲスト出演予定(本人の公式発表はまだない)、その後17日にはシャンゼリゼ劇場で東京と同様のリサイタルです。パリでのリサイタルを控えての記事が Forumopera.comにアップされました。アンケート形式の質問です。やさしい簡単な質問と回答はなんとか分かりますが、よくわからない回答がありますので、いつもの適当いい加減訳は控えさせていただきます。
記事はこちら→
"Questionnaire de Proust : Vittorio Grigòlo"

 この中で、うまく行けば2019年にロンドンでカヴァラドッシを歌うと言っています。4年も先なんですね。「カルメン」の方が先なのかなぁ。

 「無人島でどんなCDを聞きますか?」 にはフランス用かもしれませんが「アズナブール....僕を幸せにする」と答えています。私もアズナブール大好きです。

「好きな本は?」「まだ見つかってないけど、無人島に持って行くとしたら、ダンテの神曲とマンゾーニの婚約だろうな...」

「現実の生活の中であなたのヒーローは?」「父....父からたくさんの恩恵を受けているし今後もたくさん学ぶことができることを願っている」誰だったか有名なイタリア人デザイナーがイタリアでは男は35才くらいまで家に居て父からいろいろ学ぶ....って言ってました。アメリカだと二十歳過ぎて実家に居るのは恥みたいですけどね。グリゴーロは歌手を目指してからは両親と離れていることが多かったんですが、父と息子という関係はとてもイタリア的ですね。

いかにもフランスっぽい質問「ほぼ完璧なディナーのためのメニューは?」「ワインはシャトーヌフ·デュ·パプ、ドメーヌ・ド・ラ・ソリチュード、トマトとバジルソースのスパゲッティ、新鮮な野菜のディップ、仔羊のコトレッタ、ズッキーニのファルシー添え、 コー ヒーとティラミス!」

「あなたのモットーは?」「人生を愛し、日常の中の非日常を探し求める」 2011年の「素顔のヴィットリオ・グリゴーロ」では「普通のことの中で特別なことをつかむ! それから、試合が困難になる時....不屈の者たちが勝負に出る!」と言っています。

関連記事:
ヴィットリオ・グリゴーロのインタビュー(仏語):シャンゼリゼ劇場コンサートに際して
シャンゼリゼ劇場でヴィットリオ・グリゴーロのコンサート
Gastspiel: La bohème ミュンヘンからパリのシャンゼリゼ....一日だけの出張公演
シャンゼリゼ劇場《ボエーム》の写真とレポート

フローレスのチャリティーコンサート:グリゴーロも出演 (2015.4.12)

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 2015年4月12日午前11時からウィーン国立歌劇場で行われたフローレスのチャリティーコンサート"Juan Diego Flórez & Friends in concert for sinfonia por el Peru" (2015.4.12 / 11:00)は、完売で大成功だったそうです。グリゴーロはトスカから"E lucevan le stelle"を歌いました。
 4月19日の現地時間20:15〜1時間40分にわたってORF III (TV)で放送されます。日本で見られるかどうかは分かりません。地域制限かかりそう。
gri-Florez-Viena2015.jpg

出演者:
Cecilia Bartoli, Anna Bonitatibus, Aida Garifullina, Valentina Naforniţa, Anna Netrebko (欠席)
Ildar Abdrazakov, Celso Albelo, Alessio Arduini, Juan Diego Flórez, Vittorio Grigolo, Michele Pertusi, Luca Pisaroni, Clemens Unterreiner / Andriy Yurkevych指揮

グリゴーロの東京リサイタルのプログラム ☆ "Il sole 24ore"のビデオクリップ

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gri_tokyo20_2015recitale_pamphlet.jpg 桜と共に去って行きました.....3月31日到着、4月11日出発ということは12日間の滞在、その間、2回のリサイタルと公開レッスン.....今までに体験したことのない、グリゴーロならではの前代未聞のリサイタルと公開レッスンでした。過去のリサイタルのレポート、レビュー等で....「じっとしていられない」「舞台を縦横無尽に動き回る」....もちろん好意的に捕らえているレビューが多かったんですが、なんとなく落着きが無いだけかな...なんて思ったりしていました。やっぱり百聞は一見にしかず.....意味もなく動いている訳ではなく、自然なもので、これは楽器に縛られることのない声楽ならではの表現と言えますし、みんなを楽しませ自分も心から音楽を楽しむ、芸術性の高いエンターテイナーと言えると思います。「音楽大使としての役目を十二分に果たし、感動を残して行きました。今回の来日も、グリゴーロ言うところの「タイミングよく大事なチャンスが回って来て自分の力が認めてもらえる.....一番良い時期、一番良い人々、一番良い場所、が重なった例」ですね。機が熟すのを待っての来日だったと思います。

 最近はプログラムは買わないことにしていますが、特別に買いましたので、ここに残しておきます。資料室なので。プログラムには写真の説明がありませんでしたので説明も付け加えておきます。

gri_tokyo _2015recitale_pamphlet2.jpg gri_tokyo _2015recitale_pamphlet4.jpg gri_tokyo2015recitale_pamphlet5.jpg
エドガルド
2009年5月:アヴィニヨン「ルチア」
パストレッロ(パヴァロッティと)
1990年12月:ローマ歌劇場「トスカ」
上)2010年4月バレンシア「椿姫」
下)2009年7月:オランジュ音楽祭「椿姫」

gri_tokyo _2015recitale_pamphlet3.jpg 左頁上から:
2008年11月WNO:ドミンゴとジェンナーロのお勉強
2010年9月:「Rigoletto a Mantova」マルコ・ベロッキオ監督と
ドミンゴと1992年の「再現トスカ」に出演のはずだったが、声変わり
Schola Puerorum della Cappella Sistina 時代
右頁上から:
2010年
ヘリコプターを飛ばして遊ぶ
2011年6月19日:アルマーニと(2012春夏メンズコレクション)
2012年10月26日第一回プラシド・ドミンゴ音楽祭 ガラコンサート

 プログラムに載っていた写真の中で見たことのなかったのは2枚、バチカン時代のものとヘリコプターを飛ばしている写真。gri_tokyo_1.jpg
『9才から13才までシスティーナ礼拝堂のローマ教皇の聖歌隊に所属。そこでは、普通の学校教育に加えて音楽の基礎の全てを教えた。11才からソリストを務め、声楽以外にピアノ、ギター、トランペットを習った。毎日ソルフェージュとカリッシミやパレストリーナを歌い、「音楽を聴衆に示す方法」を学んだ。最終目的は、どんな楽譜でも音叉を 使ってアカペラで歌えるようになることだった。』そうです。また、法王様、ヨハネ・パウロ2世にエスプレッソをお運びした時にローマ歌劇場で「トスカ」に出演するように言われた....そうです。gri_tokyo_2.jpg

 ヘリコプターに熱中しすぎたのも離婚の原因の一つだと思う….なんて反省していますが、やめられないようです。子供の頃からものを作るのが好きなんだそうです。北イタリアのどこかの街....ヴェローナかなぁ

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"Il Sole 24 Ore"のストリーム:
 グリゴーロの来日で、オンライン版"Il Sole 24 Ore"にグリゴーロ特集の動画がアップされました。グリゴーロもfacebookでステファノ・カッレール氏に感謝の言葉を述べています。"Il Sole 24 Ore"は、イタリアの老舗経済紙で、ヨーロッパの経済新聞としては、ファイナンシャル・タイムズ紙に次ぐ発行部数の日刊経済紙なんだそうです。
 オンライン版は、ラジオや動画(Stream 24)などのコンテンツが充実していて"Pianeta-Giappone" というコーナーでは、ステファノ・カレール東アジア特派員が撮影・編集した動画がアーカイブされています。
 日本に長く住んでいて日本通のカッレール氏にとって、観客の熱狂振りが意外だったんでしょう。あの堅物でおとなしい日本人が....って感じだったようです。
 こちらに外国人記者に聞く "Il sole 24ore"紙のステファノ・カレール 東アジア特派員の記事があります。

 こちらでYouTubeにアップしました。今のところお目こぼしされています。すでに過去記事で紹介済みですが、再掲します。

◎"Il Sole 24 Ore"のサイトに10日のコンサートと7日の公開レッスンの模様がアップ "Il tenore Vittorio Grigolo conquista i giapponesi" されました。近いうちにまたきたいな...スライディングでズボンの膝に穴が開いちゃった...とグリゴーロが嬉しそうに話しています。上は着替えたけどズボンはそのままだったのね。

 
 この取材者さん、オペラのリサイタルでは考えられない観客の熱狂振りにびっくりしたみたいです。それに日本人は冷静で凄く控えめだという考えを変えなければ....なんて。まあ、グリゴーロだけの特別現象だと思います。

◎"Il Sole 24 Ore"のサイトに練習風景のビデオクリップ "Tokyo, Pasqua italiana con il tenore Vittorio Grigolo"が出ました。


”Opera News” 9月号 Vittorio Grigolo :まさしく21世紀の産んだもの、現代の生き物そのもの
http://colleghi.blog.so-net.ne.jp/2010-08-08

フランス放送 ゲスト:Vittorio Grigolo ☆ France Musique の"Le magazine"(2015.4.16) ☆Radio Classiqueの"Passion Classique" (2015.4.15)

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◎オリヴィエ・ベラミーのブログに15日の放送についての記事 "Vittorio Grigolo, show bouillant"

◎ Lionel Esparza の番組 "Le magazine" も2018年1月10日までオンデマンドで聞けます。リンク先に放送した曲目も載っています。

◎昨日に引き続き、今日、4月16日は"france musique" の Lionel Esparza の番組 "Le magazine" のゲストです。
2015.4.16/12h00〜13h00
Vittorio Grigolo, invité du Magazine
par Lionel Esparza Avec Vittorio Grigolo.
(2015.4.16)
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◎こちら Mercredi 15/04/15 avec Vittorio Grigoloでオンデマンドで聞けます。期限はよくわかりませんがかなり長い間みたいです。
 固有名詞しか分かりませんが、とても楽しそうに喋っています。オリヴィエ・ベラミーさんもすごく嬉しそう。フランス人もグリゴーロって言えないんだ。フランス人ってイタリア語の発音苦手だもんね。

gri_radio classique20150415_2.jpggri_radio classique20150415.jpg
(2015.4.16)
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 フランスのRadio Classique の番組 "オリヴィエ・ベラミーのPassion Classique"で、グリゴーロをゲストに招いての放送があります。オンデマンドで聞けるようです。明日のシャンゼリゼ劇場でのリサイタルのプロモーションでしょうね。
18:00 - 19:00 Passion Classique par Olivier Bellamy
Vittorio Grigolo
A 18h, le ténor Vittorio Grigolo est l'invité d'Olivier Bellamy dans Passion Classique.
15/04/2015


関連記事:
フランスの音楽誌 "Classica"3月号にグリゴーロの記事 執筆者オリヴィエ・ベラミー(Olivier Bellamy)

メモ)シャンゼリゼ劇場でリサイタル(2015.4.17)

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 一週間前に同じプログラムを東京で歌いました。最後は観客の皆さんヒートアップして握手会状態、タキシードの膝に穴があくほどのサービスぶりで、グリゴーロが夢見ている「ポッブコンサート的反応」が実現しましたが、パリはどうでしょうね.....

2015年4月17日(金) 午後8時:シャンゼリゼ劇場 リサイタル
Récital de chant / Les Grandes Voix
Vittorio Grigolo ténor
Vincenzo Scalera piano

Bellini « Dolente immagine di Fille mia », « Vanne, o rosa fortunata », « Malinconia, ninfa gentile », « Per pietà, bell’idol mio »
Rossini « La danza »
Donizetti « Inosservato, penetrava… Angelo casto e bel » extrait d’Il Duca d’Alba
Verdi « Ah sì, ben dite… Tutto parea sorridere », extrait d’ Il Corsaro
Tosti « Chanson de l’adieu », « Pour un baiser », « Ideale », « ‘A vucchella », « L’ultima canzone »
Gastaldon « Musica proibita »Leoncavallo « Mattinata »
De Curtis « Ti voglio tanto bene »
D’Annibale « O paese d’ ‘o sole »

*同様のリサイタル:2013年1月7日ミラノ・スカラ座 → 2014年3月9日NYメト → 2015年4月5日/10日東京オペラシティー → 4月17日パリ・シャンゼリゼ劇場

関連記事:
:[東京リサイタル・公開レッスン]

ヴィットリオ・グリゴーロのインタビュー(仏語):シャンゼリゼ劇場コンサートに際して
シャンゼリゼ劇場でヴィットリオ・グリゴーロのコンサート
Gastspiel: La bohème ミュンヘンからパリのシャンゼリゼ....一日だけの出張公演
シャンゼリゼ劇場《ボエーム》の写真とレポート

メトでソロ・リサイタル(2014.3.9)
Vittorio Grigolo ミラノ・スカラ座リサイタル(2013.1.7) プログラム有り
ヴィンチェンツォ・スカレーラ Vincenzo Scalera (2014.9.22)
《ウェスト・サイド・ストーリー》トニー:ミラノ・スカラ座2003
オペラ歌手のトニー...ホセ・カレーラスとヴィットリオ・グリゴーロ... オペラ歌手とミュージカル
ミラノ・スカラ座版《West side story》の初日直前記事(2003.7.1)と"Archivio La Scala"からの写真

ヴェルディ「レクイエム」:コンティ指揮、ミード、コルネッティ、グリゴーロ、マリンヴェルノ(オビエド、2015.4.26)

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2015-04-26+17.40.49.jpg 4月26日、スペインのオビエドでヴェルディの「レクイエム」に出演しました。
 当初の発表では、メゾがダニエラ・バルッチェッローナでしたが、マリアンネ・コルネッティに変更になりました。

レビュー、レポート:
・El Comercio:La muerte en colores vivos / RAMÓN AVELLO

・個人のブログ:Requiem de fuerza
 パブロさん、グリゴーロの声(ヴォリュームと素晴らしいカラー)に感嘆。

☆OVIEDO Auditorio Palacio de Congresos Príncipe Felipe
 コンサート2014-15 シーズン
 Messa da Requiem (Verdi):2015年4月26日
3275590.JPG ORFEÓN DONOSTIARRA (合唱)
OVIEDO FILARMONÍA
Angela Meade (soprano)
Marianne Cornetti (mezzosoprano)
Vittorio Grigolo (tenor)
Carlo Malinverno (bajo)
Marzio Conti (director)

PROGRAMA 26Abril2015.pdf

ヴェルディ《レクイエム》公演記録:2004年〜
★2004年7月3日 ローマ夏の音楽祭 カラカラ浴場 Terme di Caracalla ジェルメッティ指揮
★2007年12月16日(日)ミラノ Basilica di Sant'Ambrogio - Milano
★2007年12月17日(月) アッシジ Basilica Superiore di S.Francesco - Assisi
★2008年3月28,30日 バレンシア Palau de les Arts ローリン・マゼール指揮
2008年7月19日オランジュ音楽祭 《ヴェルディ・レクイエム》
2013年8月13,15日 ハリウッド・ボウルでヴェルディ「レクイエム」

プラハのスメタナホールでコンサート(2015.5.2) ☆ コンサート前のイベント(2015.4.29)

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 5月2日(土)にプラハのスメタナホール(市民会館)でオーケストラ伴奏のコンサートが行われました。日本同様プラハもグリゴーロ初登場です。

◎レビュー:
・Opera Plus:Vittorio Grigòlo: Když hvězda (nejen) tančí… / Vladimíra Kmečová
・iDNES.cz / Kultura:Ohnivý italský tenorista volal do útoku. Vyzval i k tanci

プログラム:
Vittorio Grigòlo (tenor)
PKF – Prague Philharmonia
Alberto Meoli – dirigent
2. května 2015
Smetanova síň Obecního domu Praha

Gaetano Donizetti:
Angelo casto e bel (Marcello)
Vévoda z Alby (4. dějství)

Giuseppe Verdi:
Questa o quella (Vévoda)
Rigoletto (1. dějství)

Gaetano Donizetti:
– Předehra k opeře Don Pasquale

Una furtiva lagrima (Nemorino)
Nápoj lásky (2. dějství)

Giuseppe Verdi:
La donna è mobile (Vévoda)
Rigoletto (3. dějství)

Gioacchino Rossini:
– Předehra k opeře Straka zlodějka

Giuseppe Verdi:
Tutto parea sorridere – Sì: de’ corsari il fulmine (Corrado)
Korsár (1. dějství)

= přestávka =

Giacomo Puccini:
Che gelida manina (Rodolfo)
Bohéma (1. dějství)

Giuseppe Verdi:
Předehra k opeře Nabucco

Francesco Cilea:
E’ la solita storia del pastore (Federico)
Arlézanka (2. dějství)

Giacomo Puccini:
E lucevan le stelle (Cavaradossi)
Tosca (3. dějství)

– Manon Lescaut – Intermezzo

Nessun dorma (Calaf)
Turandot (3. dějství)


アンコールは、"O sole mio"を含む3曲
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 4月29日市役所のホールで行われた「グリゴーロのトークショー」の模様 (写真はNachtigall Artists Management のfacebookから)
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グリゴーロ "母の日"のために”Mamma"を歌う(2006.5.15 オランダ)

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*2010年の「母の日」(5月9日)の記事です。2015年の「母の日」は、5月10日。


「僕は僕のスタイルで歌うんだ」と語るヴィットリオ
 右の音声ファイルは、ネット上に転がっていたものですが、2006年5月15日のオランダの放送です。ヴィットリオ・グリゴーロは、2006年〜2007年にかけて、ポペラのCDアルバムのプロモーションツァーでイギリス、オーストラリア、アメリカをまわっていますが、ヨーロッパではオランダとかモスクワ(多分)に行っています。
 この放送は、テレビかラジオか分かりませんが、オランダで、イタリア人のグリゴーロとオランダ人のハンスが英語でおしゃべりしています。いつものようにポペラの説明をしたり、オートバイのエンジンの物真似をしたり......おしゃべりの中で、グリゴーロが昨日は「母の日」だったから、イタリアでお母さんに歌う歌を皆さんにプレゼント...と"Mamma, solo per te la mia canzone vola,"とベニアミーノ・ジーリ風に歌って聞かせています。今年は、本日9日が「母の日」ですが、2006年は、5月14日だったんですね。
 このあとのハンスとのやりとりは......なんなんでしょう.....ハンスったらイタリア男性にかなり羨望のまなざしというか、うらやましがっているみたいですよ......
 それでは、ヴィットリオ・グリゴーロが大好きなベニアミーノ・ジーリ(1890.3.20 - 1957.11.30)の "マンマ" をどうぞ!



Mamma – Beniamino Gigli
Mamma, son tanto felice perché ritorno da te.
La mia canzone ti dice ch’è il più bel giorno per me!
Mamma son tanto felice…Viver lontano perché?
Mamma, solo per te la mia canzone vola,
mamma, sarai con me, tu non sarai più sola!
Quanto ti voglio bene!
Queste parole d’amore che ti sospira il mio cuore
forse non s’usano più,
mamma!,
ma la canzone mia più bella sei tu!
Sei tu la vita e per la vita non ti lascio mai più!
Sento la mano tua stanca: cerca i miei riccioli d’or.
Sento, e la voce ti manca, la ninna nanna d’allor.
Oggi la testa tua bianca io voglio stringere al cuor.
Mamma, solo per te la mia canzone vola,
mamma, sarai con me, tu non sarai più sola!
Quanto ti voglio bene!
Queste parole d’amore che ti sospira il mio cuore
forse non s’usano più,
mamma!,
ma la canzone mia più bella sei tu!
Sei tu la vita e per la vita non ti lascio mai più!
Mamma… mai più!

★YouTube:クラウディオ・ヴィッラの「マンマ」"Mamma "LIVE" (CLAUDIO VILLA)
クラウディオ・ヴィッラ(1926-1987)の"Mamma" 途中で感極まって中断、観客の反応が素晴らしい....みんなマンマが好きなんですね。
もう一つ面白いクリップがありました.....クラウディオ・ヴィッラとマグダ・オリヴェーロ (1910.3.25) の L'Amico Fritzの二重唱 オリヴェーロは、先月100才を迎えて話題になっていました。
また、グリゴーロがオーストラリアのラジオ放送で、ヴィッラのことを"レウッチョ"(Re+uccio 王様ちゃん?)と呼んでました。イタリアでは親しみをこめてReuccioという愛称で呼ばれていたそうです。

関連記事:
メルボルンのラジオ出演:ものまねを交えて愉快で陽気なVittorio Grigolo(2006.10) クラウディオ・ヴィッラのものまねで "Mamma" をちょっと....
インタビュー :CDがポップスチャートのトップテンに入った時のラジオ放送


arteTVのドキュメンタリー"Legend of the Tenor" Jonas Kaufmann, Klaus Florian Vogt, Vittorio Grigolo...(2015.5.10 ストリーミング)☆ オンデマンドで視聴可

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 arteTVで5月10日に放送された"Tenors mythiques(Mythos Tenor, myth tenor)" 今現在国際的に活躍中のテノールからJonas Kaufmann, Klaus Florian Vogt, Vittorio Grigolo, Peter Seiffert, Joseph Calleja が取り上げられていました。ドイツWDR制作なので、フォークトとカウフマンがメインで、その合間にグリゴーロという感じかな....昨年の夏のヴェローナでの撮影で、インタビューとソプラノとバリトンに歌唱指導しているところとか、ピアノを弾いているところとか、舞台のちょい見せは、ROHの「愛の妙薬」とアレーナ・ディ・ヴェローナの「ロメオとジュリエット」、カレヤとザイフェルトはほんのちょっとだけ、フォークトは家で奥さんと子供とくつろいでいたりもあって、喋っていることはほとんど分からなくてもなかなか楽しいドキュメンタリーでした。

グリゴーロの部分の抜粋


フル・バージョン
ドイツ語版:http://www.arte.tv/guide/de/054757-000/mythos-tenor
フランス語版:http://www.arte.tv/guide/fr/054757-000/mythos-tenor

Rigoletto a Mantova 2010 (2015.5.12)

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 2010年制作の「その時、その場所 "Rigoletto a Mantova"」、もう5年も世界のあっちこっちで繰り返し上映していますが、元は取れたんでしょうか......イタリア国内の映画館で、「5月12日、一日だけの上映」とさかんに宣伝しています。懐かしいですね。配給会社のMicrocinemaのyoutubeのチャンネルにいろいろクリップがアップされています。

☆トレイラー


☆Questa o quella per me pari sono(画像をクリック)
ピクチャ 2.jpg

☆ "La donna è mobile" (画像をクリック)
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 当時はヨーロッパ各国のテレビ局で、紹介番組の特集がいろいろありました。けっこうお祭り状態だったんですよ。Orf2は、撮影のリハーサルにも密着取材して独自のメイキングとかキャストのインタビューもありました。


2015年夏の予定:☆Arena di Verona 2015 夏の音楽祭 オープニングガラコンサート(6/1) ☆ヴェローナ:CARMEN Gala Concert (7/24)=キャンセル ☆ スカラ座: La bohème (8/19〜9/2) ☆ L'elisir d'amore (9/18〜9/28)

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 主催者側の発表によれば、6月1日の「ヴェローナ夏の音楽祭2015」のオープニングのガラコンサートにグリゴーロがゲスト出演することになっています。いつのまにか7/24の「カルメン」には出演しないことになっています。その代わりってことかな?
 こちらの記事では「グリゴーロは、トスカからカヴァラドッシ....」と記載されていますので、ミラノ・スカラ座の「ルチア」(5月28, 31日 / 6月3, 5, 8, 11日)の合間をぬっての出演決定ってことでしょうか。
 今まではRaiがTV放送していましたが、6月3日に、CANALE 5 で放送されるそうです。
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 恒例のヴェローナ野外劇場音楽のスケジュールが発表されましたが(2014.12.24)、7月24日にコンサート形式のカルメンに出演予定です。カルメンのドン・ホセは初役です。 グリゴーロは出ません。(2015.5.20)

 すでに発表済みですが、2015年の夏は、ミラノで開催される EXPO2015のイベントで8月、9月とスカラ座のオペラ公演が予定に入っています。

◎ヴェローナ:「カルメン」ガラコンサート 2015年7月24日
CARMEN Gala Concert
24 Luglio 2015 - ore 22:00 -  Arena  
Direttore Omer Meir Wellber
Violino solista Giovanni Andrea Zanon
Carmen:Anita Rachvelishvili
Don Jose':Vittorio Grigolo Carlo Ventre
Escamillo:Dalibor Jenis
Micaela:Carmen Giannattasio
2015年全公演スケジュール 現時点でキャストが発表されているのはカルメンのガラコンだけみたい......

◎スカラ座:「ボエーム」2015年8月19, 22, 25, 26, 28, 29, 31 / 9月2日
Direttore Gustavo Dudamel
Regia e scene Franco Zeffirelli
Costumi Piero Tosi
cast
Rodolfo:Vittorio Grigolo (19, 22, 25, 28, 31 ago.)/Ramón Vargas (26, 29 ago.; 2 sett.)
Schaunard:Mattia Olivieri
Mimì:Maria Agresta (19, 22, 25, 28, 31 ago.)/Ailyn Pérez (26, 29 ago.; 2 sett.)
Marcello:Massimo Cavalletti (19, 22, 25, 28, 31 ago.; 2 sett.)/Gabriele Viviani (26, 29 ago.)
Colline:Carlo Colombara
Alcindoro:Matteo Peirone

◎スカラ座:「愛の妙薬」2015年9月18, 21, 25, 28日
Direttore:Nello Santi
Regia e scene:Grischa Asagaroff
Scene e costumi:Tullio Pericoli
cast
Adina:Eleonora Buratto
Nemorino:Vittorio Grigolo (settembre) /Atalla Ayan (ottobre)
Belcore:Mattia Olivieri
Dulcamara:Michele Pertusi
Giannetta:Sofia Mechedlishvili

スカラ座「ルチア」(2015.5.28〜6.11) 両手に花 ダムラウとモシュク ☆ 舞台写真

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 5月28日からのスカラ座の「ルチア」、グリゴーロは昨年の2月に引き続き2年連続のエドガルドですが、今回のルチアはダムラウとモシュクのダブルキャスト、ベテランのお姉さんたちとの共演です。

 ダムラウは舞台映えしますね.....ネトレプコより数ヶ月お姉さんで子供も二人いるとは思えない....最近のネトレプコはロシアのおばちゃん、貫禄ありすぎ(ロンドンの椿姫さんのブログに最新の写真があります)

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ドニゼッティ"Lucia di Lammermoor "
 2015年5月28, 31/ 6月3, 5, 8, 11日 (6公演)

Produzione Metropolitan Opera House

Direzione
Direttore:Stefano Ranzani
Regia:Mary Zimmermann
Scene:Daniel Ostling
Costumi:Mara Blumenfeld
Luci:T.J. Gerckens
Coreografia:Daniel Pelzig

CAST
Enrico:Gabriele Viviani
Lucia:Diana Damrau / Elena Mosuc(6/8, 11)
Edgardo:Vittorio Grigolo
Arturo:Juan José de León
Raimondo:Alexander Tsymbalyuk       
Alisa:Chiara Isotton
Normanno:Edoardo Milletti

モシュク (Elena Mosuc, 1964.1.18 -ルーマニア)とはチューリヒで、2008年「ルチア」、2009年「海賊」、2010年「ホフマン物語」、そして2012年にはスカラ座で「リゴレット」とたくさん共演しています。
 ダムラウ (Diana Damrau, 1971.5.31 - ドイツ) とはこの3月にメトの『マノン」で共演したばかりです。
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◎エレーナ・モシュクのfacebookにリハーサル中の写真がアップされていました。
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チューリヒの「ルチア」、ミキエレットの演出ですが、エドガルドは集団暴行とイジメにあっています。これではルチアのショックも大きいでしょうね。ボケ映像ですが.....




スカラ座のクリップ (お兄ちゃんがチューリヒと同じマッシモ・カヴァレッティですね)



その他のビデオクリップ
Lucia di Lammermoor:Zurich2008, Paris(2013), La Scala(2014)

メモ) ヴェローナ夏の音楽祭オープニングガラ(2015.6.1)

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 ヴェローナ夏の音楽祭オープニングガラが6月1日に開催されます。グリゴーロはミラノ・スカラ座の「ルチア」(5月28, 31日 / 6月3, 5, 8, 11日)の合間をぬって出演するようです。この模様は6月3日に、CANALE 5 で放送されるそうです。

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Arena di Verona 2015
Lo spettacolo sta per iniziare
Lunedi 1 Giungo Ore 21:00 ヴェローナ夏の音楽祭2015
オープニング・ガラ
6月1日(月) 21時

Cast
CAVARADOSSI
Vittorio Grigolo

SCARPIA
Marco Vratogna

NORMA
Maria Josè Siri

FIGARO
Mario Cassi

TYBALT/SPOLETTA
Cristian Ricci

ROMÉO
Raffaele Abete

MERCUTIO
Nicolò Ceriani

CAPULET
Romano Dal Zovo

Panorama d'Italiaのトークショー "La leggenda di Maria Callas" (2015.5.29 Varese)

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 イタリアの大手出版社モンダドーリが発行するニュース週刊誌"Panorama"の主催で、5月27日〜30日の4日間、ミラノの近くのヴァレーゼで開催されたイベント"Panorama d'Italia"のトークショーに、ミラノ・スカラ座で「ルチア」に出演中の合間を縫っての参加です。テーマは"La leggenda di Maria Callas"

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 向かって左が 雑誌"Chi"の編集長でマリア・カラスの長編小説 "Troppo fiera, troppo fragile. Il romanzo della Callas" の著者アルフォンソ・シニョリーニ、真ん中はテノールのヴィットリオ・グリゴーロ 、右は雑誌"Panorama"の編集長ジョルジョ・ムレー。
 このマリア・カラスの小説(伝記ではない)は、今年のカンヌ映画祭のマーケットで20世紀最高のソプラノ歌手と言われたマリア・カラスの映画「Callas(原題)」の製作が発表されたそうですが、このアルフォンソ・シニョリーニの「"Troppo fiera, troppo fragile. Il romanzo della Callas" マリア・カラス─あまりに誇り高く、あまりに傷つきやすく─」が原作なんだそうです。
 トークショーの概要はこちら.... Vittorio Grigolo, così ho avuto successo negli Stati Uniti、写真もたくさんアップされていましたので一部を....

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トークショーでは Esselunga(エッセルンガ)の試食会も....美味しそう....
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Panorama d'Italia a Varese
VENERDI 29 MAGGIO
20.30 - VareseVive – La leggenda di Maria Callas - Talk Show - Alfonso Signorini (direttore di Chi) e Giorgio Mulè incontrano il grande tenore Vittorio Grigolo. Il talk show sarà preceduto da una degustazione di prodotti offerti da Esselunga.

フレディ・マーキュリーへのオマージュ:Brian May & Kerry Ellis + Vittorio Grigolo (ヴェローナ夏の音楽祭オープニングガラ 2015.6.1 TV放送6/3)

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 前記事の続きです。6月3日のテレビ放送、例年Rai1でしたが今年はCanale5で放送されました。内容を順を追って掲載しているブログがありましたので、グリゴーロの登場部分は以下の通り、5曲も歌ったんですね...スカラ座のルチアの合間をぬって出演したかいがあったというものです。大好きなフレディー・マーキュリーの歌を歌うチャンスが来て幸せだったでしょうね.....

• "Who Wants To Live Forever"
 Kerry Ellis と Vittorio Grigolo
 ギタリストBrian Mayも登場

フレディー・マーキュリーの映像
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Brian May と Kerry Ellisでクイーンの曲
・No-One But You (Only The Good Die Young)
・Somebody to love
・We will rock you:アレーナの観客と一緒に
総合司会のPaolo Bonolisが通訳付でBrian Mayにインタビュー
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・"Bohemian Rhapsody"
 Vittorio Grigolo, Kerry Ellis, Brian May
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Vittorio Grigolot登場
・ドニゼッティの 『愛の妙薬」から"Una furtiva lagrima"

・カンツォーネ:I' te vurria vasa'(あなたにくちづけを)

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Vittorio Grigoloのカヴァラドッシ
プッチーニの「トスカ」から"E lucevan le stelle"
youtube
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モデルでタレントのBelén Rodríguez 登場
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グリゴーロはベレン相手に歌を歌い、ボノリスは邪魔にされる...
グリゴーロはベレンを抱きかかえてそのまま退場
昨年は「ロメオとジュリエット」でジュリエットを抱きかかえて突っ走ったけど、 ベレン嬢はデカイのに.....
youtube
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 クィーンの曲の部分が全部youtubeにアップされました。"Who Wants to Live Forever" "No One but You" "Somebody to Love" "We Will Rock You" "Bohemian Rhapsody"



 実は、恥ずかしながら私はクィーンのことをほとんど知りません.....グリゴーロのインタビューでクィーンとかフレディー・マーキュリーの名前を知ったくらいなので。たとえば、2010年のインタビュー記事 "Vittorio Grigolo could match the tenor of our times"では「素晴らしいバンドは全部好き、クィーンはとても好きです......フレディー・マーキュリーはテノールだったでしょ」と言ってますし、2012年のフランスでのインタビューでは「パヴァロッティ / フレディ・マーキュリーどっちがどう?」と聞かれています。何て答えたかはフランス語なので分かりませんけど。
 グリゴーロは、ヴァチカンの聖歌隊時代の13才でパヴァロッティと共演、19才でオペラ歌手としてデビューして、そこそこキャリアを築いた時点で、Il Divoの創設メンバーとして、数ヶ月トレーニングを受けたり、2006年にリリースしたPoperaのアルバム "In the Hands of Love"がヒット(プラチナ)したりで、オペラ界をがっかりさせたりしましたが、結局、オペラとポップの両立は難しいと判断して、オペラに専念するという宣言(2009年頃)をしました。このような事情があるので今回のヴェローナでのロックとオペラを同じ舞台で歌った....と言うことは、なんか意味がありそうな気がします。最近のインタビューで「アルバムでミリオンセラーにトライしたい…でもオペラじゃ絶対無理なんで.....」とか言っていますし....ソニーと契約したアルバム6枚(すでに4枚発売)のうち一枚はポップにするそうですから、これでミリオンセラーを狙うってことでしょうね。とりあえずオペラでのキャリアは確実なものになったので、もうクラシック純粋主義者なんて怖くない、「良い音楽に区別はない...」を実践したいってことかもしれません。

 クイーンとフレディ・マーキュリーの追っかけさん(ブログ「勇気凛々」)から見た感想がありました。こちら http://yuuki-rinrin.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/ifram.html




メモ)ソレントの “Premio Caruso” 2015 はグリゴーロに....RaiUnoで放送(2015.6.16)

ドニゼッティとナポリ民謡:"Una furtiva lagrima"から "I' te vurria vasà"へ...グリゴーロ熱唱(Arena di Verona 2015 / Lo spettacolo sta per iniziare)

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 ヴェローナ音楽祭オープニングガラコンサート Arena di Verona 2015 / Lo spettacolo sta per iniziareはオペラ、クラシック、ロック、ジャズ、ポップ、カンツォーネ......いろんなジャンルの音楽が披露されましたが、ショーとショーの合間、舞台の準備をするちょっとの間、幕間に面白い趣向のグリゴーロの歌が聞けました。クラシックとカンツォーネ・ナポレターナ......ガエターノ・ドニゼッティの「愛の妙薬」の "Una furtiva lagrima" と カンツォーネ・ナポレターナ "I' te vurria vasà"をつなげて歌ってみちゃう....."Una furtiva lagrima"の "M'ama! ....." が突然 "I' Te Vurria Vasa..."に.....うまくつながっていますよ。


*いずれブロックされるかもしれませんが、お楽しみ下さい....歌詞はkeyakiが勝手につけたものです

 このカンツォーネはドニゼッティの死後ずっと後のものですが、ドニゼッティ(1797.11.29 - 1848.4.8) は北イタリアのベルガモ出身ですが、ナポリでの生活が長く、ナポリ民謡の影響を受けていると言われていますし、ドニゼッティが作曲したと言われているカンツォーネもあるんですね。
メモ:
あなたのくちづけを I'te vurria vasa (1900年)エドゥアルド・ディ・カプア作曲(Eduardo Di Capua、1865.3.12 - 1917.10.3)、オーソレミオの作曲家です。
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