◎グリゴーロの出番終っちゃいました。5月から「ルチア」、「ボエーム」、「愛の妙薬」とスカラ座に出ずっぱり.....EXPOにもスカラ座にもおおいに貢献しました....
◎レビュー
・gbopera:Milano, Teatro alla Scala: “L’elisir d’amore”/ Francesco Castelli(23 Sep 2015)
「グリゴーロは、最初のカヴァティーナ “Quanto è bella, quanto è cara”で恋するネモリーノの役に精通していることを印象づけた。声はエネルギッシュだが同時に繊細な表現力もあり、様々な感情を浮き上がらせることに成功している......」「説得力のある演奏で、最後の拍手は7分超、指揮者、歌手オールイタリア人キャストでした...」そう今時珍しいよね。
・classicaonline :FIABESCO, LEGGERO E IRONICO: L'ELISIR CHE FA BENE ALLA SCALA / ELENA PERCIVALDI
Successo per il capolavoro donizettiano con un Vittorio Grigolo in forma smagliante. Incantano ancora le scene e costumi di Tullio Pericoli, che hanno la forza del classico
タイトルにもあるようにグリゴーロのネモリーノあっての大勝利ということ。この方も1998年の舞台写真を使ってますよ、しかもグリゴーロのポートレートは20代の写真だし....
・Amadeus:Elisir d’amore o Bordeaux? Stupenda magia o solita realtà? / Biagio Scuderi (21 Sep 2015)
グリゴーロのパフォーマンスについては、「輝かしい声と充分な良いプロジェクション、意識的なダイナミックな明暗法、舞台での突出したカリスマ。実に魅惑的な心に迫る”Una furtiva lagrima”の解釈」、アディーナのエレオノーラ・ブラットはちょっと苦しいスカラ座デビューでした....というようなレビューです。ブラットは、マルペンサでは自然でのびのび歌っていましたが、スカラ座の舞台は緊張するんでしょうね、特にイタリア人オペラ歌手にとっては。
・OperaClick:Milano - Teatro alla Scala: Elisir d'Amore./Susanna Toffaloni (21 Sep 2015)
歌手さんについては、「声楽的に今夜のスターはグリゴーロでしょ、ベテランのペルトゥージは、演劇的に優れていたし、今後の課題もあるけどエレオノーラ・ブラットもマッティア・オリヴィエリもよかったよ.....」と、「天井桟敷からの馬鹿げた見当違いなブーがあったけど、出演者それぞれへの熱い心のこもった拍手は、ほとんどの観客が本公演を楽しんだってことでしょ....」というようなレビューです。
(掲載されている写真は今回のじゃないよね...チューリヒのを使ってるんじゃないのかなぁ...だからアップがない...でもスカラ座が配信してるんですよね 失礼しました、私の早とちりでした。つまり、演出はアサガロフだけど、舞台・衣装がTullio Pericoliで、スカラ座の1997/1998、2000/2001シーズンのもので、舞台写真はこのプロダクションの初演の時のです。やっぱりアディーナはチョーフィですね。)
◎やっとトレイラーがアップされました。
ベルコーレのマッティア・オリヴィエリ、スタイルもいいしハンサムだし素敵なバリトンですよね。先だっての「ボエーム」ではショナールで出ていました。オペラのロベルト・ボッレなんて言っている人がいましたが、確かに似ていますね。
9月17日のマルペンサ空港の「愛の妙薬」から、指揮者、キャストそのままスカラ座の舞台に移動しての公演が9月21日にはじまりました。ただし、グリゴーロは8公演のうち9月の3公演だけの出演です。ファビオ・ルイージのチューリヒとミラノの行ったり来たりはまだまだ続くというわけです。
マルペンサでもアディーナとベルコーレの結婚パーティーの場面で衣装が披露されましたが、おとぎ話の絵本のような舞台・衣装です。
スカラ座での前回の「愛の妙薬」は、グリゴーロも2014年にロンドンで出演したローラン・ペリ演出衣装のものでしたが、今回は演出はアサガロフ、舞台・衣装は1997/1998、2000/2001シーズンと同じトゥリオ・ペリコリです。
右のビリャソンとグリゴーロの写真ですが、これは、グリゴーロ主演「ホフマン物語」(2011年12月6,9,13,16日)と、ローランド・ビリャソン主演の「愛の妙薬」(2011年12月11,14,17日)がチューリヒ歌劇場で同時期に上演されていて、こんな写真がアップされていたんです。舞台・衣装はスカラ座と同じトゥリオ・ペリコリです。2012年1月8日の記事から
☆Gaetano Donizetti: L'elisir d'amore (21, 23, 28 sett; 3, 5, 10,15,17ott.)
参考:スカラ座の「愛の妙薬」
この絵本から抜け出したようなTullio Pericoli の舞台・衣装は、1995年チューリヒ歌劇場がオリジナルで、スカラ座は1997/1998シーズンが初演、2000/2001に再演。 2009-2010シーズンは、ロンドン、パリと共同制作のローラン・ペリ演出・衣装のものを上演しました。
1997/1998シーズン:
PATRIZIA CIOFI , VINCENZO LA SCOLA, ALFONSO ANTONIOZZI, ROBERTO DE CANDIA
2000/2001シーズン:
PATRIZIA CIOFI , GIUSEPPE SABBATINI, AROBERTO DE CANDIA, SIMON KEENLYSIDE
おや、キーンリーサイドがベルコーレだって.....
2009/2010シーズン:
NINO MACHAIDZE, ROLANDO VILLAZON, AMBROGIO MAESTRI, GABRIELE VIVIANIE
(2015.9.29)
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◎レビュー
・gbopera:Milano, Teatro alla Scala: “L’elisir d’amore”/ Francesco Castelli(23 Sep 2015)
「グリゴーロは、最初のカヴァティーナ “Quanto è bella, quanto è cara”で恋するネモリーノの役に精通していることを印象づけた。声はエネルギッシュだが同時に繊細な表現力もあり、様々な感情を浮き上がらせることに成功している......」「説得力のある演奏で、最後の拍手は7分超、指揮者、歌手オールイタリア人キャストでした...」そう今時珍しいよね。
・classicaonline :FIABESCO, LEGGERO E IRONICO: L'ELISIR CHE FA BENE ALLA SCALA / ELENA PERCIVALDI
Successo per il capolavoro donizettiano con un Vittorio Grigolo in forma smagliante. Incantano ancora le scene e costumi di Tullio Pericoli, che hanno la forza del classico
タイトルにもあるようにグリゴーロのネモリーノあっての大勝利ということ。この方も1998年の舞台写真を使ってますよ、しかもグリゴーロのポートレートは20代の写真だし....
・Amadeus:Elisir d’amore o Bordeaux? Stupenda magia o solita realtà? / Biagio Scuderi (21 Sep 2015)
グリゴーロのパフォーマンスについては、「輝かしい声と充分な良いプロジェクション、意識的なダイナミックな明暗法、舞台での突出したカリスマ。実に魅惑的な心に迫る”Una furtiva lagrima”の解釈」、アディーナのエレオノーラ・ブラットはちょっと苦しいスカラ座デビューでした....というようなレビューです。ブラットは、マルペンサでは自然でのびのび歌っていましたが、スカラ座の舞台は緊張するんでしょうね、特にイタリア人オペラ歌手にとっては。
・OperaClick:Milano - Teatro alla Scala: Elisir d'Amore./Susanna Toffaloni (21 Sep 2015)
歌手さんについては、「声楽的に今夜のスターはグリゴーロでしょ、ベテランのペルトゥージは、演劇的に優れていたし、今後の課題もあるけどエレオノーラ・ブラットもマッティア・オリヴィエリもよかったよ.....」と、「天井桟敷からの馬鹿げた見当違いなブーがあったけど、出演者それぞれへの熱い心のこもった拍手は、ほとんどの観客が本公演を楽しんだってことでしょ....」というようなレビューです。
(掲載されている写真は今回のじゃないよね...
(2015.9.24)(2015.9.27)
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◎やっとトレイラーがアップされました。
ベルコーレのマッティア・オリヴィエリ、スタイルもいいしハンサムだし素敵なバリトンですよね。先だっての「ボエーム」ではショナールで出ていました。オペラのロベルト・ボッレなんて言っている人がいましたが、確かに似ていますね。
(2015.9.25)
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9月17日のマルペンサ空港の「愛の妙薬」から、指揮者、キャストそのままスカラ座の舞台に移動しての公演が9月21日にはじまりました。ただし、グリゴーロは8公演のうち9月の3公演だけの出演です。ファビオ・ルイージのチューリヒとミラノの行ったり来たりはまだまだ続くというわけです。
スカラ座での前回の「愛の妙薬」は、グリゴーロも2014年にロンドンで出演したローラン・ペリ演出衣装のものでしたが、今回は演出はアサガロフ、舞台・衣装は1997/1998、2000/2001シーズンと同じトゥリオ・ペリコリです。
右のビリャソンとグリゴーロの写真ですが、これは、グリゴーロ主演「ホフマン物語」(2011年12月6,9,13,16日)と、ローランド・ビリャソン主演の「愛の妙薬」(2011年12月11,14,17日)がチューリヒ歌劇場で同時期に上演されていて、こんな写真がアップされていたんです。舞台・衣装はスカラ座と同じトゥリオ・ペリコリです。2012年1月8日の記事から
☆Gaetano Donizetti: L'elisir d'amore (21, 23, 28 sett; 3, 5, 10,15,17ott.)
Orchestra e Coro del Teatro alla Scala Direttore:Fabio Luisi Pietro Mianiti (10, 17 ott.) Regia:Grischa Asagaroff Scene e costumi:Tullio Pericoli Luci:Hans Rudolf Kunz |
キャスト: Adina:Eleonora Buratto Nemorino:Vittorio Grigolo (settembre) Atalla Ayan (ottobre) Belcore:Mattia Olivieri Dulcamara:Michele Pertusi Giannetta:Sofia Mechedlishvili Attore:Jan Pezzali |
参考:スカラ座の「愛の妙薬」
この絵本から抜け出したようなTullio Pericoli の舞台・衣装は、1995年チューリヒ歌劇場がオリジナルで、スカラ座は1997/1998シーズンが初演、2000/2001に再演。 2009-2010シーズンは、ロンドン、パリと共同制作のローラン・ペリ演出・衣装のものを上演しました。
1997/1998シーズン:
PATRIZIA CIOFI , VINCENZO LA SCOLA, ALFONSO ANTONIOZZI, ROBERTO DE CANDIA
2000/2001シーズン:
PATRIZIA CIOFI , GIUSEPPE SABBATINI, AROBERTO DE CANDIA, SIMON KEENLYSIDE
おや、キーンリーサイドがベルコーレだって.....
2009/2010シーズン:
NINO MACHAIDZE, ROLANDO VILLAZON, AMBROGIO MAESTRI, GABRIELE VIVIANIE